JPYCを日本円から買うには、国内の暗号資産取引所ではなく、公式プラットフォームのJPYC EXで発行手続きを行う必要があります。
SBI VCトレード・Coincheck・GMOコイン・楽天ウォレットでは、2026年5月27日時点でJPYCを直接購入できる導線は確認できません。
この記事では、JPYCをJPYC EXで発行するための準備・手順・チェーン選択・手数料・トラブル対処を解説します。
購入後の使い道や仕組みの詳細はJPYCの仕組みや特徴で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
準備物の確認から始めたい方は「JPYCを買う前に準備するもの」まで読み飛ばしてください。
JPYCはどこで買える?買うなら公式のJPYC EXが基本
JPYCを日本円から入手する基本ルートはJPYC EXのみです。
国内の取引所アプリで銘柄を選んで買うものではなく、JPYC EXで発行予約を行い、銀行振込後に登録済みウォレットでJPYCを受け取る流れになります。
下記の表に主な購入ルートをまとめました。
| 購入ルート | JPYCを直接買えるか | 初心者向きか | 注意点 |
|---|---|---|---|
| JPYC EX(公式) | ○ | ○ | 銀行振込・ウォレット登録・本人確認が必要 |
| SBI VCトレード | ✕(確認できない) | — | USDC等は扱うがJPYCの取り扱いは確認できない |
| Coincheck | ✕(確認できない) | — | 取扱銘柄にJPYCは確認できない |
| GMOコイン | ✕(確認できない) | — | 販売所・取引所の銘柄にJPYCは確認できない |
| 楽天ウォレット | ✕(確認できない) | — | 楽天経済圏の暗号資産サービスとJPYC購入は別物 |
| DEX | △(場合による) | ✕ | 暗号資産・ガス代・コントラクトアドレス確認が必要 |
JPYC EXはJPYCの発行・償還ができる公式プラットフォーム
JPYC EXは、JPYCの発行・償還を行う公式サービスです。2025年10月27日に正式リリースされており、JPYC EX正式リリースのお知らせで詳細が確認できます。
購入の流れは「発行予約 → 銀行振込 → 登録済みウォレットでJPYCを受け取る」の3段階です。暗号資産取引所でビットコインを買うように、アプリで銘柄を選んでタップするだけでは完結しません。ウォレットアドレスの登録・チェーン選択・銀行振込という手順が発生します。
JPYCは日本円と1:1で連動する前払式電子決済手段です。価格が上下する暗号資産銘柄とは性質が異なり、発行した日本円分だけJPYCを受け取ります。
SBI・コインチェック・GMO・楽天で直接買える?
2026年5月27日時点で、SBI VCトレード・Coincheck・GMOコイン・楽天ウォレットいずれでも、JPYCは直接購入できません。
SBI VCトレードはUSDCなどのドル建てステーブルコインを取り扱っていますが、JPYCは別物です。CoincheckとGMOコインの取扱銘柄一覧にもJPYCは掲載されておらず、楽天ウォレットの公式情報でも同様です。
これらの取引所が「JPYCの購入先ではない」という整理は重要ですが、「JPYCを動かすためのガス代用暗号資産を用意する場面」では役立つ場合があります。たとえばPolygonでJPYCを発行した後に送金する際のガス代として、国内取引所でMATICを購入してウォレットに移すという使い方があります。
DEXでも買えるが初心者の最初の購入には向きにくい
DEX(分散型取引所)でも、JPYCと他の暗号資産をスワップして入手できる場合があります。ただし、以下の準備と確認作業が必要です。
- ウォレットのDEXへの接続
- スワップ元となる暗号資産の用意
- ガス代の用意
- スリッページ設定
- コントラクトアドレスが公式と一致しているかの確認
初めてJPYCを購入する方はJPYC EXを優先してください。DEXはJPYC EXの操作に慣れてから検討する候補です。
JPYC株式会社の株は買える?JPYC購入とは別物
JPYC株式会社は2026年5月27日時点で未上場です。一般の証券会社ではJPYC株式会社の株を購入できません。
JPYCトークン(前払式電子決済手段)を購入することと、JPYC株式会社の株式を取得することはまったく別の話です。「jpyc 株 買い方」で検索している方は、JPYC EXでのトークン発行とは異なる情報を求めている場合があります。株式情報はJPYC株式会社のコーポレートサイトで最新状況を確認してください。
JPYCを買う前に準備するもの
JPYC購入前に必要なのは、JPYC EXアカウント・本人確認・ウォレット・銀行口座の4点です。送金や償還をする場合はガス代用の暗号資産も必要になります。登録途中で準備不足に気づかないよう、事前にまとめて確認してください。
| 準備物 | 必要な理由 | 注意点 |
|---|---|---|
| JPYC EXアカウント | 発行予約・ウォレット登録・管理の起点 | メールアドレスと強いパスワードで登録する |
| 本人確認(マイナンバーカード) | 発行・償還の手続きに必須 | 審査が通るまで発行に進めない |
| ウォレット | JPYCの受け取り先 | アドレスのコピーミスは資産損失につながる |
| 銀行口座 | 発行代金の銀行振込 | 振込名義・金額・期限を正確に入力する |
| ガス代用の暗号資産(必要な場合) | 送金・償還・DEX利用時のチェーン手数料 | チェーンごとに必要な通貨が異なる |
JPYC EXのアカウント
JPYCを公式ルートで入手するにはJPYC EXのアカウントが必要です。メールアドレスとパスワードで登録し、その後に本人確認・ウォレット登録へと進みます。
アカウント作成時は他のサービスと使い回さないパスワードを設定してください。二要素認証が設定できる場合は有効化することで、不正ログインへの備えになります。
アクセス先は必ずJPYC公式ドメインであることをアドレスバーで確認してください。検索広告や第三者サイト経由のリンクを使う場合も、URLが公式のものか確認してから操作を始めてください。
本人確認に必要なマイナンバーカード
JPYC EXの登録には本人確認が必要です。JPYC EX正式リリースのお知らせでは、マイナンバーカードを用いた公的個人認証に一本化していると説明されています。
本人確認が完了しないと、発行・償還のいずれの手続きにも進めません。審査にかかる時間はJPYC EXの処理状況によって変わります。購入を急いでいる場合は早めにアカウント登録と本人確認を完了させておくことが必要です。
必要な書類の詳細はJPYC EXの公式画面で確認してください。本記事の情報が常に最新とは限らないため、手続き前に公式案内を確認するのが確実です。
JPYCを受け取るウォレット
JPYCは銀行口座ではなく、登録したウォレットアドレスで受け取ります。MetaMaskやHashPort Walletなどの自己管理ウォレットが必要です。ウォレットの準備と対応チェーンの確認は購入前に済ませてください。
HashPort WalletについてはHashPort Walletの使い方はこちらで詳細を確認できます。
⚠️ 注意:ウォレットアドレスは必ずコピー&ペーストで入力し、登録後に先頭・末尾の数文字が一致しているかを目視確認してください。アドレスの入力ミスによる誤送金は原則として取り消せず、資産の損失につながる可能性があります。
銀行振込に使う銀行口座
JPYC EXでの発行は、発行予約後に指定口座へ銀行振込で日本円を入金する流れです。振込先口座・振込名義・金額・振込期限はJPYC EXの画面に表示されるため、その内容をそのまま正確に振り込む必要があります。
振込名義・金額・振込先のいずれかを誤ると、入金確認の遅れや手続きの停止につながる可能性があります。振込は表示された情報を一項目ずつ確認しながら進めてください。
ガス代用の暗号資産が必要になるケース
JPYCの発行時点ではガス代は不要ですが、以下の操作ではチェーンのネイティブトークンによるガス代が発生します。
- ウォレット間のJPYC送金
- JPYC EXでの償還時のJPYC送付
- DEXでのスワップ操作
必要なガス代通貨はチェーンごとに異なります。EthereumではETH、PolygonではPOLなど、選んだチェーンに対応した暗号資産をJPYCとは別に用意しておく必要があります。JPYCを動かす前に、使うチェーンで必要な通貨を確認してください。
JPYC EXでJPYCを買う手順
JPYC EXでの基本手順は、アカウント作成・本人確認・ウォレット登録・発行予約・銀行振込・ウォレット着金確認の6段階です。初めての方が画面の指示に沿って進められるよう、STEP1〜STEP8に分けて解説します。
手順中でとくに注意が必要なのは、ウォレットアドレスの登録(STEP4)・チェーン選択(STEP5)・振込情報の入力(STEP7)の3箇所です。操作上の疑問はJPYC EX公式FAQでも確認できます。
STEP1:JPYC EXにアクセスする
ブラウザのアドレスバーにJPYC公式サイトのURLを直接入力してアクセスします。検索結果の広告枠や第三者サイト経由のリンクからアクセスすると、偽サイトに誘導されるリスクがあります。
ページを開いたら、アドレスバーのドメインがJPYC公式のものであることを確認してから操作を始めてください。この確認を習慣にすることで、フィッシング被害を防げます。
STEP2:アカウントを作成する
JPYC EXの利用にはアカウント作成が必要です。メールアドレスとパスワードを登録し、確認メールが届いた場合はリンクを踏んで認証を完了させてください。
パスワードは他サービスとの使い回しを避け、英数字と記号を組み合わせた強いものを設定してください。二要素認証の設定が可能な場合は、有効化することでアカウントの安全性を高めます。
STEP3:本人確認を完了する
本人確認が完了しないと、発行手続きには進めません。マイナンバーカードを手元に用意し、JPYC EXの案内に従って本人確認を進めてください。
審査にかかる時間はJPYC EXの処理状況によって変わります。購入タイミングが決まっている場合は、余裕をもってSTEP3まで完了させておくことをおすすめします。
STEP4:ウォレットアドレスを登録する
JPYCの受け取りにはウォレットアドレスの登録が必要です。ウォレットアプリからアドレスをコピーし、JPYC EXの登録画面にペーストしてください。
⚠️ 注意:ペースト後に先頭と末尾の数文字がウォレットアプリ側のアドレスと一致しているかを必ず目視確認してください。1文字でも異なると、JPYCは別のアドレスに送られます。誤登録による誤送金は原則として取り消せないため、確認作業は省略しないでください。
登録するウォレットは、次のSTEP5で選ぶチェーンに対応していることも事前に確認してください。
STEP5:発行するチェーンを選ぶ
2026年5月27日時点で、JPYCはAvalanche・Ethereum・Polygon・Kaiaの4チェーンで発行されています。Kaiaは2026年5月15日の大型アップデートで対応が追加されました。
チェーンは「購入後に使いたいサービスが対応しているか」「手数料(ガス代)の水準」「ウォレットが対応しているか」の3点で選ぶのが現実的です。チェーン選択の詳細は後述のセクションで解説します。
⚠️ 注意:選んだチェーンと登録済みウォレットのネットワークが一致していないと、JPYCを受け取れなくなる可能性があります。STEP4のウォレット登録と組み合わせて確認してください。
STEP6:発行金額を入力する
発行したい日本円の金額を入力します。初回は少額(数千円程度)から始め、着金確認とウォレット表示の確認を先に行うことをおすすめします。手順の流れを把握してから本番の金額で発行してください。
発行金額の最低額・1回あたりの上限はJPYC EXの画面表示を確認してください。2026年5月15日のアップデートで発行上限のルールが変更されています。詳細は「発行上限」のセクションで解説します。
STEP7:指定口座へ銀行振込する
発行予約後、JPYC EXの画面に振込先口座・振込名義・振込金額・振込期限が表示されます。その内容を正確に振り込んでください。
⚠️ 注意:振込名義・金額・振込先口座番号のいずれかを誤ると、入金確認に遅れが生じる場合があります。振込金額は画面に表示された金額を過不足なく入力し、振込期限内に完了させてください。なお、振り込む銀行側で振込手数料が別途発生する場合があります。
STEP8:ウォレットでJPYCの着金を確認する
JPYC EX側の処理が完了すると、登録済みウォレットにJPYCが届きます。ウォレットアプリを開いて残高を確認してください。
残高が表示されない場合、まずウォレット側のネットワークが発行時のチェーンと一致しているか確認してください。一致していても表示されない場合は、ウォレットのカスタムトークン追加機能からJPYCのコントラクトアドレスを登録する設定が必要なケースがあります。コントラクトアドレスは必ずJPYC公式サイトの情報を使ってください。
着金を確認したら、すぐ大きな金額を送金せず、少額のテスト送金で操作感を確かめてから本格的に活用してください。
JPYCを買うときのチェーンの選び方
チェーンは「手数料の安さ」だけで選ぶのではなく、利用予定サービスへの対応とウォレット対応の3点を軸に判断してください。発行後に使いたいサービスのチェーン対応を先に確認しておくと、後から困る手戻りを防げます。
| チェーン | 特徴 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| Ethereum | 対応サービス・ウォレットが最も多い | Web3サービスを幅広く使いたい人 | 混雑時はガス代が高くなる |
| Polygon | Ethereumと互換性あり、ガス代を抑えやすい | 送金頻度が多く手数料を抑えたい人 | 使いたいサービスの対応確認が必要 |
| Avalanche | 処理速度が速くガス代も比較的低い | 速度を重視する人 | 対応サービスが限られる場合がある |
| Kaia | 2026年5月15日に対応追加された最新チェーン | Kaia対応サービスを使いたい人 | 最新の対応状況はJPYC EXで確認する |
対応チェーンはAvalanche・Ethereum・Polygon・Kaia
2026年5月27日時点のJPYC EX対応チェーンはAvalanche・Ethereum・Polygon・Kaiaの4つです。Kaiaは2026年5月15日の大型アップデートで追加されました。
対応チェーンは今後も変更される可能性があります。購入前にJPYC EXの発行画面で最新のチェーン一覧を確認してください。
手数料を抑えたい人が見るべきポイント
ガス代はチェーンごとに水準が異なり、かつネットワークの混雑状況によっても変動します。Ethereumはネットワーク混雑時に高くなりやすく、PolygonやAvalancheはEthereumに比べて手数料を抑えやすい傾向があります。
送金頻度が多い人ほどガス代の差が積み上がります。「1回だけ使う」場合と「毎週使う」場合では、チェーン選択の優先度が変わります。具体的な金額は変動するため固定値では比較できませんが、使う頻度と目的に合わせて判断してください。
使いたいサービスに対応したチェーンを選ぶ
JPYCを買った後に使いたいサービスがどのチェーンに対応しているかが、チェーン選択の最優先事項です。たとえばPolygon対応のサービスを使いたいなら、発行時のチェーンもPolygonを選んでください。
使い道がまだ決まっていない場合は、先に使いたいサービスのチェーン対応を確認してから発行チェーンを決めることをおすすめします。チェーンを後から変えるにはブリッジ操作が必要になり、追加のガス代と手間が発生します。
チェーンを間違えると送金や償還で困る可能性がある
JPYC EXで選んだ発行チェーンと、ウォレット側のネットワーク設定が一致していないと、JPYCが届かない・表示されないという状況になります。チェーン選択ミスが資産損失や手続き遅れにつながる可能性があるため、送金前に以下の4点を照合してください。
- JPYC EXの発行画面で選択したチェーン名
- ウォレット側で表示されているネットワーク名
- 宛先アドレスのコピー&ペースト後の先頭・末尾確認
- 送金金額に誤りがないか
少額のテスト送金で着金を確認してから本番の金額を動かすことが、ミスを防ぐ確実な方法です。
JPYCの購入にかかる手数料・時間・上限
JPYC購入時に見るべき費用はJPYC EX側の発行手数料・銀行振込手数料・オンチェーン操作時のガス代の3種類です。それぞれ支払先と発生タイミングが異なります。
| 項目 | 発生タイミング | 誰に支払うか | 注意点 |
|---|---|---|---|
| JPYC EX発行手数料 | 発行申請時 | JPYC株式会社 | 最新の料率はJPYC EX公式FAQで確認する |
| 銀行振込手数料 | 振込時 | 各銀行 | 利用銀行の条件によって金額が異なる |
| ガス代 | 送金・償還・DEX利用時 | 各チェーンのネットワーク | チェーンと混雑状況によって変動する |
JPYC EXの発行手数料
JPYC EXでの発行にはJPYC株式会社への手数料が発生する場合があります。具体的な料率・条件はJPYC公式FAQの「発行/償還/返金等に関する手数料一覧」を参照してください。
手数料はJPYC EX側の仕様変更によって変わる可能性があります。発行金額の入力後に画面に表示される内容を確認し、最終的な振込金額を把握してから手続きを進めてください。銀行振込手数料やガス代とは別の費用として区別して理解することが必要です。
銀行振込手数料
銀行振込手数料はJPYC EXに支払う費用ではなく、振り込む側の銀行で発生する費用です。金額は利用する銀行・口座の種類によって異なります。
振込手数料を抑えたい場合は、JPYC EXの指定口座と同一銀行からの振込や、手数料の低いネット銀行の活用が考えられます。ただし振込先の条件変更がある場合もあるため、事前にJPYC EXの指定内容を確認してください。
ガス代が発生するタイミング
JPYCの発行時点ではガス代は不要ですが、以下のオンチェーン操作ではチェーンのネイティブトークンによるガス代が発生します。ガス代はJPYCではなく各チェーンの固有通貨で支払います。
- 別のウォレットアドレスへのJPYC送金
- JPYC EXでの償還時のJPYC送付
- DEXでのスワップ操作
ガス代が不足していると操作が完了しないため、JPYCを動かす前にウォレット内のガス代用通貨の残高を確認してください。
発行から着金までの目安
発行から着金までの時間は、銀行振込の反映タイミング・JPYC EX側の処理状況・ブロックチェーンのネットワーク状況の組み合わせで変わります。即時確定とは限らないため、余裕をもったタイミングで手続きを進めてください。
振込後に一定時間が経過しても着金通知が届かない場合は、JPYC EX上の申請ステータスを確認し、それでも解決しない場合は公式FAQまたはサポートに問い合わせてください。銀行の営業時間外・休日の振込は翌営業日以降に処理される場合があります。
1回あたりの発行上限と連続申請の注意点
2026年5月15日の大型アップデートにより、JPYCの発行上限は「1日あたり100万円」から「1回あたり100万円」に変更されました。1日の発行総額ではなく、1回の申請あたりの上限が100万円になっています。
ただし、短時間での連続申請は認められません。不正利用防止の観点から申請間隔に制限があるため、複数回に分けて発行する場合は連続申請が制限の対象にならないかをJPYC EX公式で確認してください。
クレジットカードでJPYCは買える?
2026年5月27日時点で、JPYC EXの基本的な支払い手段はクレジットカードではなく銀行振込です。「クレカでJPYCを買いたい」という検索意図の背景には、「買う手段」と「使う手段」が混在している場合があるため、整理して確認してください。
JPYC EXの基本は銀行振込
JPYC EXでの発行手続きは、発行予約後に指定口座へ銀行振込で日本円を入金する流れです。2026年5月27日時点で、クレジットカードによる支払いがJPYC EX公式で案内されているかどうかは、JPYC EX公式サイトの最新情報を確認してください。
クレジットカードでの購入を期待している方は、まず銀行振込での手順を把握した上で、公式サポートに問い合わせるのが確実です。
クレジットカード購入を探している人が注意すべきこと
クレジットカードとJPYCが絡む場面には、意味の異なる3つのケースがあります。
- JPYC EXでクレカ払いで「発行する」:JPYC EXの対応支払い方法として案内されているかどうかは公式で確認が必要
- JPYCを使ってカード型サービスで「決済する」:JPYCを発行した後の活用方法であり、購入方法の話ではない
- クレジットカードにJPYCを「チャージする」:カードとJPYCを連携するサービスの話であり、JPYCの入手方法とは別
探している情報がこの3つのどの段階の話かを先に整理してください。
カード決済やチャージ系サービスとJPYC購入は分けて考える
JPYCを「買う」話と、JPYCを「使う」話は別のステップです。まずJPYC EXでJPYCを発行・入手し、その後にカード決済サービスやチャージ系サービスと組み合わせる流れになります。
JPYCを使ったカード決済サービスについてはJPYCを使ったカード決済サービスを確認するで詳細を確認できます。購入手順の理解が先で、活用方法の検討はその後という順序で進めてください。
JPYCが買えない・届かないときの確認ポイント
JPYCが届かない・手続きが進まない場合は、本人確認・振込情報・ウォレットアドレス・チェーン・ウォレット表示設定を順番に確認してください。自己判断で再送金せず、以下のチェックリストを先に消化してから公式サポートに問い合わせてください。
| 確認項目 | よくある原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 本人確認の完了状況 | KYC審査中・書類不備 | JPYC EXのアカウント画面でステータスを確認する |
| 振込情報の正確さ | 振込名義・金額・振込先の誤入力 | 申請画面と振込明細を照合する |
| ウォレットアドレスの登録状況 | 登録漏れ・別ウォレットのアドレス登録 | JPYC EXの登録情報でアドレスを再確認する |
| チェーンとウォレットの一致 | 発行チェーンとウォレット側ネットワークが不一致 | ウォレット側のネットワーク切替画面を確認する |
| ウォレット側のトークン表示設定 | JPYCトークンが未追加 | 公式コントラクトアドレスでトークンを追加する |
本人確認が完了しているか
本人確認が未完了では発行手続きに進めません。JPYC EXのアカウント画面でKYCのステータスを確認し、「審査中」「書類の再提出が必要」などの表示がないかを確認してください。
JPYC EXから再提出を求めるメールが届いている場合は、そちらの指示に従って対応してください。審査状況が不明な場合は公式FAQまたはサポートに問い合わせてください。
振込名義・金額・振込先に誤りがないか
振込情報に誤りがあると、JPYC EX側での入金確認が遅れる場合があります。JPYC EXの申請画面に表示された振込先情報と、実際の振込明細を照合してください。
振込期限を過ぎている場合は申請が無効になる可能性があります。その場合は改めて発行申請からやり直す必要があります。状況が不明な場合は再送金せず、公式FAQで確認した上でサポートに問い合わせてください。
ウォレットアドレスが登録済みか
登録済みウォレットアドレスがない、または誤ったアドレスが登録されている場合、JPYCを正しく受け取れません。JPYC EXの登録情報画面で表示されているアドレスと、実際に使っているウォレットのアドレスを照合してください。
アドレスの確認は先頭と末尾の両方で一致しているかを目視確認するのが確実です。別ウォレットのアドレスを誤って登録している場合は、正しいアドレスに更新してから再度申請してください。
選んだチェーンが正しいか
JPYC EXで選んだ発行チェーンとウォレット側のネットワーク設定が一致している必要があります。たとえばPolygonで発行したJPYCは、ウォレット側のネットワークもPolygonに切り替えないと表示されません。
ウォレット上部のネットワーク名を確認し、発行時のチェーンと一致しているかを確認してください。一致していれば、次の「トークン表示設定」の確認に進んでください。
ウォレット側でJPYCの表示設定が必要ではないか
ネットワークが正しくても、JPYCトークンがウォレットに追加されていない場合は残高が表示されません。ウォレットの「カスタムトークンを追加」機能からJPYCのコントラクトアドレスを登録することで表示されます。
⚠️ 注意:コントラクトアドレスは必ずJPYC公式サイトの情報を使ってください。個人ブログやSNSに掲載されたアドレスが正しいとは限らず、偽トークンを追加してしまうリスクがあります。
解決しない場合は公式FAQ・サポートを確認する
上記の確認をすべて行っても解決しない場合は、JPYC EX公式FAQを参照してください。自己判断で再送金や再申請をすると、二重送金などのトラブルにつながる可能性があります。
FAQで解決しない場合は公式サポートへ問い合わせてください。個人ブログやSNSの情報だけで判断することは避け、公式窓口への相談を優先してください。
DEXでJPYCを買う方法と注意点
DEXはJPYC入手の候補になり得る手段ですが、初めての購入にはJPYC EXのほうが安全です。JPYC EXとDEXの主な違いを下表で確認してください。
| 比較項目 | JPYC EX | DEX |
|---|---|---|
| 日本円からの購入 | ○(銀行振込) | ✕(暗号資産からのスワップが必要) |
| 操作の複雑さ | 低い | 高い |
| 偽トークンのリスク | 低い(公式発行) | 高い(コントラクトアドレスの確認必須) |
| ガス代の用意 | 発行時は不要 | 必要 |
| 初心者向きか | ○ | ✕ |
DEX購入には暗号資産とウォレットが必要
DEXでは日本円を直接振り込むのではなく、既存の暗号資産をJPYCとスワップして入手します。スワップ元の暗号資産(ETHやMATICなど)は国内の暗号資産取引所で購入し、ウォレットに移しておく必要があります。
つまりDEX購入の前段階として、国内取引所でのアカウント開設・本人確認・暗号資産購入・ウォレットへの出金という一連の手順が先に発生します。JPYC EXに比べて準備の工数が多く、慣れていない状態では難易度が上がります。
スワップ時のレート・流動性・スリッページに注意
DEXでのスワップでは、設定した金額通りに取引が成立するとは限りません。流動性が低いプールではスリッページ(想定と実際の取引価格の乖離)が大きくなり、意図した量よりも少ないJPYCしか受け取れないケースがあります。
スリッページ許容値を高く設定しすぎると損失が拡大し、低く設定しすぎるとトランザクションが失敗してガス代だけ消費します。DEXの操作に慣れていない段階での大きな金額のスワップはリスクが高くなります。
コントラクトアドレスは公式情報で確認する
DEXでJPYCを検索すると同名の偽トークンが表示される場合があります。本物のJPYCのコントラクトアドレスはJPYC公式サイトで確認し、DEXに表示されているアドレスと一致しているかを必ず照合してください。
⚠️ 注意:偽トークンを購入しても、JPYCとしての価値は持ちません。個人ブログ・SNS・掲示板に掲載されたアドレスを使わず、必ず公式サイトのアドレスを使ってください。
初心者はまずJPYC EXでの購入を検討する
初めてJPYCを購入するなら、公式プラットフォームのJPYC EXが基本ルートです。日本円から直接発行できる唯一の公式窓口であり、偽トークンのリスクもありません。
DEXはJPYC EXの操作に慣れた後、すでに暗号資産を保有していてスワップのほうが効率的な場合に検討する候補として位置づけてください。
JPYCを買った後に確認すること
JPYCが着金したら、残高・ネットワーク表示・少額テスト送金・使える場所・償還方法の順に確認してください。購入直後の確認作業がトラブル防止と活用の起点になります。
ウォレット残高を確認する
JPYCがウォレットに表示されているか確認します。確認する3点は次のとおりです。
- 残高に発行した金額が反映されているか
- ウォレット側のネットワーク表示が発行チェーンと一致しているか
- JPYCトークンがウォレットに追加されているか(未追加なら公式コントラクトアドレスで追加する)
残高が表示されない場合は、チェーンの切り替えやトークン追加で解決するケースがほとんどです。焦らずトラブルシューティングのセクションを参照してください。
送金前に少額テストをする
別のウォレットや別のアドレスにJPYCを送金する場合は、最初に少額のテスト送金を行い、宛先に正しく着金するかを確認してください。ウォレットアドレスとチェーンのミスを本番前に検出できます。
テスト送金で着金が確認できれば、アドレス・チェーン・ネットワーク設定が正しいと判断できます。その後に本番の金額を送金してください。少額テストにもガス代は発生しますが、誤送金を防ぐための確認コストとして必要な作業です。
日本円に戻す可能性があるなら償還方法も確認する
JPYCはJPYC EXで償還予約を行い、指定のウォレットアドレスへJPYCを送付することで日本円に戻せます。2026年5月15日のアップデートで償還時のネットワーク条件が一部緩和されましたが、償還予約の手続き自体は引き続き必要です。
償還手続きの詳細はJPYC EX公式FAQで確認してください。将来的に日本円への換金を検討している場合は、購入後の落ち着いたタイミングで手順を把握しておくことをおすすめします。
JPYCが使えるお店・サービスを探す
JPYCを入手したら、実際に使える店舗やサービスを確認してください。決済・送金・Web3サービスへの活用など、使い道は複数あります。
JPYCが使えるお店を探すから、JPYCが利用できる加盟店をマップで確認できます。購入前にここで使い道を確認しておくと、チェーン選択の判断材料にもなります。
JPYCの買い方に関するよくある質問
SBI・Coincheck・GMO・楽天・クレジットカード・株・償還など、検索で多く挙がる疑問に短く答えます。詳細は各セクションの該当箇所を参照してください。
JPYC EX(jpyc.co.jp)でアカウントを作成し、本人確認とウォレットアドレス登録を完了させた後、発行金額とチェーンを選択して発行予約を行います。その後、指定口座へ銀行振込をすると、登録済みウォレットにJPYCが届きます。詳しくは本記事のSTEP1〜STEP8を参照してください。
JPYCは2025年10月27日にJPYC EXが正式リリースされており、現在アカウント登録・本人確認を経て発行手続きが可能です。
2026年5月27日時点で、SBI VCトレードでJPYCを直接購入できる導線は確認できません。SBI VCトレードが扱うUSDCなどのドル建てステーブルコインとJPYCは別物です。JPYCを購入する場合はJPYC EXで発行手続きを行ってください。
2026年5月27日時点で、Coincheckの取扱通貨一覧にJPYCは確認できません。JPYCはCoincheckで売買できる暗号資産銘柄ではなく、JPYC EXでの発行が基本的な入手方法です。
2026年5月27日時点で、GMOコインの販売所・取引所の取扱銘柄にJPYCは確認できません。JPYCの購入はGMOコインではなく、JPYC EXで行ってください。
2026年5月27日時点で、楽天ウォレットでJPYCを直接購入できる公式情報は確認できません。楽天ポイントや楽天経済圏の暗号資産取引とJPYC購入は別物です。JPYCを購入する場合はJPYC EXで発行手続きを行ってください。
JPYC EXの基本的な支払い手段は銀行振込です。2026年5月27日時点で、クレジットカード払いによる発行がJPYC EX公式で案内されているかどうかは、JPYC EX公式サイトの最新情報を確認してください。
日本円と1:1で交換可能なステーブルコインをウォレットで管理・送受信できる点です。価格変動のある暗号資産とは異なり日本円建てで扱えるため、Web3サービスへの決済・送金・DeFi活用の文脈で使いやすくなっています。値上がり益を狙う投資商品ではありません。
JPYC自体は日本円と連動するため、保有しているだけで値上がり益は発生しません。DeFiのレンディングサービス等と組み合わせて運用収益を狙う活用例はありますが、各サービス固有のリスクがあります。投資目的での購入を検討している方は、JPYCの性質を正しく理解した上で判断してください。
JPYC EXで償還予約を行い、指定のウォレットアドレスへJPYCを送付することで日本円に戻せます。送付元は登録済みウォレットである必要があります。詳しい手順はJPYC EX公式FAQを参照してください。
まとめ|JPYCの買い方はJPYC EXでの発行手順を理解するのが近道
JPYCを買うなら、国内の暗号資産取引所ではなく公式プラットフォームのJPYC EXが基本ルートです。SBI・Coincheck・GMO・楽天ウォレットでは2026年5月27日時点でJPYCの直接購入はできません。
購入前の準備はJPYC EXアカウント・本人確認(マイナンバーカード)・ウォレット・銀行口座の4点です。手順の中でとくに誤りが起きやすいのは、ウォレットアドレスの登録とチェーンの選択です。アドレスは必ずコピー&ペーストで入力し、先頭・末尾を目視確認してください。
チェーンは「使いたいサービスが対応しているか」を最優先に選んでください。2026年5月15日のアップデートで発行上限が1回あたり100万円に変更されており、最新ルールはJPYC EXの公式画面で確認することが必要です。
初回の発行は少額から始め、着金確認・テスト送金の順に操作感をつかんでから本格活用に進んでください。購入後の使い道はJPYCが使えるお店を探すから確認できます。

