HashPort Walletは、大阪・関西万博の「EXPO2025デジタルウォレット」を引き継いで登場したWeb3ウォレットアプリです。JPYC・USDCなどのステーブルコイン管理、Pontaポイント連携、NFT・SBTの引き継ぎに対応しています。
ガスレス機能によりWeb3ウォレットアプリ初心者でも使いやすい一方、外部接続や送金には注意が必要です。
この記事では、HashPort Walletの特徴、始め方、移行手順、手数料、安全に使うポイントまでわかりやすく解説します。
- HashPort Walletとは?EXPO2025デジタルウォレットの後継アプリ
- HashPort Walletでできること一覧
- HashPort Walletはどんな人に向いているか
- HashPort Walletの始め方・登録方法【公式アプリの安全なダウンロード手順】
- EXPO2025デジタルウォレットからHashPort Walletへの移行手順
- HashPort WalletでJPYC・USDC・ステーブルコインを使う方法
- HashPort WalletのPontaポイント・au PAY連携でできること
- HashPort Walletの手数料・ガス代はいくらかかるか
- HashPort Walletは安全か?使う前に知るべきリスクと注意点
- HashPort WalletとMetaMask・取引所アプリとの違いを比較
- HashPort Walletの評判・口コミ
- HashPort Walletのよくある質問
- HashPort Walletのまとめ
HashPort Walletとは?EXPO2025デジタルウォレットの後継アプリ

HashPort Walletは、株式会社HashPortが開発・運営するノンカストディアル型のWeb3ウォレットアプリです。大阪・関西万博の公式ウォレットとして約590万回の取引を処理し、100万ダウンロードを達成した実績があります。
万博終了後の2025年10月31日、EXPO2025デジタルウォレットはHashPort Walletとしてリニューアル。JPYCやUSDCへの対応、Pontaポイントとの連携など、日常使いを意識した機能が加わりました。
ここでは、HashPort Walletの概要、EXPO2025デジタルウォレットとの関係、運営会社、対応チェーンを順番に見ていきましょう。
HashPort Walletとは?
HashPort Walletは、スマートフォン上でデジタル資産を一元管理できるアプリケーションです。
銀行口座でいえばウォレットアドレスが口座番号に当たり、暗号資産やステーブルコインを保管・送受信できる機能を持ちます。
ノンカストディアル型とは、ユーザー自身が秘密鍵(資産へのアクセス権)を管理するタイプのウォレットのこと。取引所アプリのように運営会社が資産を預かる形ではなく、自分の資産を自分で管理する仕組みです。
万博期間中には累計100万ダウンロードを達成し、590万回以上の取引処理がされました。
HashPort Walletは、大きな実績のあるウォレットアプリが、日常使いできる形にリニューアルされたかたちといえるでしょう。
EXPO2025デジタルウォレットとHashPort Walletの関係
大阪・関西万博の公式ウォレットとして運用されていた「EXPO2025デジタルウォレット」が、万博終了後に「HashPort Wallet」としてリニューアルしたアプリです。既存ユーザーはアプリをアップデートするだけで移行が完了します。
以下の表でEXPO2025デジタルウォレットとHashPort Walletの変化点を整理しました。
| 項目 | EXPO2025デジタルウォレット | HashPort Wallet |
|---|---|---|
| アプリ名 | EXPO2025デジタルウォレット | HashPort Wallet |
| 対応サービス | 万博限定(ミャクペ!等) | JPYC・USDC・Ponta・au PAY |
| NFT・SBT | 万博SBT保有 | そのまま引き継ぎ |
| ガスレス | 部分対応 | EIP-7702対応で強化 |
| レンディング | 非対応 | Kiln連携で対応 |
なお、「ミャクペ!」「ミャクポ!」「ミャクーン!」といった万博限定サービスは完全終了しています。これらのサービスは別会社のウォレットへの移管対応となったため、HashPort Walletには引き継がれません。
万博ユーザーは現在のHashPort Walletとして新たに使い始めることになります。
詳しい移行手順はEXPO2025デジタルウォレットからHashPort Walletへの移行手順でまとめているので、万博アプリを使っていた方はそちらも確認しておきましょう。
運営会社HashPortはどんな会社か
HashPort Walletを運営するのは、東京都港区に本社を置く株式会社HashPortです。代表取締役CEOは吉田世博氏で、ブロックチェーン領域のトータルソリューションを展開する会社です。
2025年に10月24日にはKDDIがHashPortへ第三者割当増資を実施し、発行済み株式の20%超を取得。KDDIの持分法適用会社になりました。大手通信会社がグループに加わったことで、Pontaポイントやau PAYとの連携が実現しています。
国内の会社が運営する日本語対応のウォレットという点は、Web3ウォレットアプリを使ったことがない初心者ユーザーにとっても安心できますね。
HashPort Walletが対応しているブロックチェーンの種類
HashPort Walletが対応しているブロックチェーン(チェーン)は以下の7種類です。
- Ethereum(イーサリアム)
- Polygon(ポリゴン)
- Base(ベース)
- BNB Chain(ビーエヌビーチェーン)
- Avalanche(アバランチ)
- Arbitrum(アービトラム)
- Aptos(アプトス)
対応通貨は500種類以上にのぼります。ただし、ビットコイン(BTC)のブロックチェーン(Bitcoinネットワーク)は現時点で非対応です。BTCを送金しようとすると受け取れない場合があるため、注意が必要といえるでしょう。
また2026年中には「クロスチェーン転送プロトコルアグリゲーション」機能の追加が予定されています。複数のチェーンで受け取ったステーブルコインを1つのチェーンに自動変換できる機能で、今後の使い勝手がさらに広がりそうです。
HashPort Walletでできること一覧

HashPort Walletは単なる資産の「入れ物」ではなく、送金・決済・スワップ・レンディングまで幅広く対応するアプリです。機能ごとに整理しておくと、自分に必要な使い方が見つかりやすいでしょう。
各機能の詳しい手順は後のセクションで説明しています。ここではできることの全体像をまず把握しておきましょう。
暗号資産・ステーブルコインを保管・管理する
HashPort Walletでは500種類以上の暗号資産・トークンを1つのアプリで管理できます。1アカウントにつきウォレットを最大10個まで作成できるため、日常決済用・資産保管用・DeFi用などに分けて整理することも可能です。
JPYCやUSDCといったステーブルコインも保管できます。JPYCは日本円と1対1で価値が連動する国産ステーブルコイン、USDCは米ドルと1対1で連動する世界標準のステーブルコインです。価格変動リスクを抑えながら資産を管理したいユーザーに向いています。
JPYCやUSDCを送金・決済・スワップに使う
2026年1月28日のアップデートから、JPYCによる実店舗での決済が可能になりました。2026年4月7日にはお好み焼き専門店「千房」でのステーブルコイン決済実証実験が始まるなど、使える場所が広がっています。
スワップ(交換)はアプリ内に組み込まれた「Kana Labs」から操作できます。PolygonチェーンのJPYCをBaseチェーンのUSDCに交換するといったクロスチェーンスワップも可能です。2026年に追加された「Panora」はAptosチェーン上のスワップに対応しています。
送金は相手のウォレットアドレスにQRコードまたはアドレスコピーで送れる仕組みです。ガスレス機能が適用される場合、ネットワーク手数料なしで送金できるでしょう。
NFT・SBTを管理・引き継ぐ
万博で取得したNFT(Non-Fungible Token)やSBT(Soulbound Token)はHashPort Walletにそのまま引き継がれます。SBTとは「譲渡できないデジタル証明書」のことで、万博参加の記念や体験の証明として発行されたものです。
2026年2月にはオリエントコーポレーションとの「Connect Hub」を活用したSBTロイヤリティプログラムが始まりました。SBTが単なる記念品にとどまらず、実際のサービスと連携する動きも出てきています。
DApps・DeFiに外部接続する
WalletConnect(ウォレットコネクト)を使って外部のDApps(分散型アプリ)やDeFiサービスに接続できます。アプリ内の「DApps」タブからKana Labs(スワップ・ブリッジ)やKiln(レンディング)に直接アクセスできる仕組みです。
ただし、外部DAppsへの接続は自己責任の世界です。HashPortが用意したKana Labs・Kilnは安全ですが、それ以外のサービスに接続する場合は公式サイトのURLを必ず確認するようにしましょう。
Pontaポイントやau PAYギフトカードと交換する
2025年12月1日から「Pontaポイントオンランプ」と「au PAYオフランプ」の2つの機能が開始されました。Pontaポイントをデジタル資産に換えたり、逆にUSDC・cbBTCをau PAYギフトカードで現金に近い形で使ったりすることが可能です。
日常のポイ活と暗号資産・ステーブルコインが1つのアプリで結びつく仕組みは、KDDIとの資本業務提携があってこそ実現したといえます。
Kilnを使ったレンディング・利回り運用をする
2026年2月24日、機関投資家向けオンチェーン利回りプラットフォーム「Kiln」との統合が開始されました。アプリ内から直接資産を預け入れ、運用状況をリアルタイムで確認できる仕組みです。
現在提供されている運用戦略は以下の2つです。
- AAVE v3 USDC(Base)レンディング:USDCを使った安定性重視のステーブルコイン運用
- AAVE v3 cbBTC(Base)レンディング:ビットコイン連動資産(cbBTC)から利回りを得る運用
外部プラットフォームへの資金移動が不要なため、従来のDeFi参加より手間がかからないでしょう。ただし、レンディングは元本保証ではなく、スマートコントラクトのリスクも伴います。少額から試して仕組みを理解してから金額を増やすことをおすすめします。
HashPort Walletはどんな人に向いているか

HashPort Walletを使い始める前に、「自分に必要なのか」を判断しておくと、その後の使い方がぶれにくくなります。向いている人・向いていない人を整理しておきましょう。
HashPort Walletが向いている人の特徴
以下のいずれかに当てはまる方は、HashPort Walletと相性がよいといえるでしょう。
- EXPO2025デジタルウォレットを使っていて、資産・NFT・SBTを引き継ぎたい方
- JPYCやUSDCを決済・送金・スワップに使いたい方
- PontaポイントをデジタルアセットやGiftカードに換えたいKDDIユーザー
- ガス代を気にせずWeb3を始めたい暗号資産初心者
- USDCやcbBTCのレンディングでDeFiの利回り運用を試してみたい方
日本語で使えて、ガスレス機能があり、Pontaやau PAYとつながる国内特化型のウォレットアプリは現状少ないです。この組み合わせが必要な方には、現時点でほぼ唯一のアプリといえるでしょう。
HashPort Walletがまだ不要な人の特徴
一方、次のような方は今すぐ使う必要はないかもしれません。
- ビットコインの売買だけが目的で、取引所アプリで十分な方
- 日本円での入出金が主で、ステーブルコインや暗号資産を使う予定がない方
- DeFiや外部接続に一切興味がない方
JPYCやPontaとの連携が必要になったタイミングで導入を検討しても遅くはありません。
MetaMaskなど他ウォレットとの使い分け方
MetaMaskは海外のDeFiでも広く使われる実績のあるウォレットです。一方、HashPort Walletは日本語対応・ガスレス機能・Ponta連携という点で国内ユーザーに親しみやすい作りになっています。
「HashPort WalletとMetaMaskを両方持ちで使い分ける」という選択肢も現実的です。詳しい機能比較はHashPort WalletとMetaMask・取引所アプリとの違いを比較でまとめているので参考にしてください。
HashPort Walletの始め方・登録方法【公式アプリの安全なダウンロード手順】

HashPort Walletを使い始めるには、まず公式アプリを正しくインストールすることが大事です。偽アプリへの誘導トラブルを防ぐため、インストール前に確認すべきポイントを押さえておきましょう。
公式アプリを偽アプリと見分けてインストールする手順
まず、インストール前に以下の点を確認しましょう。
- App Storeでの開発者名:「HashPort Inc.」
- Google Playでの開発者名:「HASHPORT INC.」
- アプリ名のスペルは「HashPort Wallet」(スペース含め正確に検索)
- ダウンロードはHashPort Wallet公式サイトのリンクから辿るのが最も確実
SNSやDMで届いた「HashPort WalletのURLです」というリンクからのインストールは避けてください。フィッシング詐欺(偽サイトへの誘導)のリスクがあります。
アカウント登録・ウォレット作成の手順
新規登録はメールアドレスだけで完了します。本人確認(KYC)は不要です。大まかな流れは以下のとおりです。
- アプリを起動して「新規登録」をタップ
- メールアドレスを入力して認証コードを受け取る
- パスコードを設定する
- ウォレット作成が完了
EXPO2025デジタルウォレットを使っていた方は、アプリをアップデートするだけで移行が完了します。新規インストールは不要です。
パスコード・生体認証の設定方法
登録時にパスコードを設定します。生体認証(顔認証・指紋認証)のオン/オフはアカウント設定から変更できます。生体認証をオンにしておくと、毎回のパスコード入力が省けて便利でしょう。
パスコードを忘れてしまうと再設定が必要になる場合があります。別の安全な場所にメモしておくか、パスワードマネージャーで管理するのが安心です。詳細は公式ヘルプセンターで確認できます。
初回に確認すべき基本設定と画面の見方
ホーム画面には以下の要素が並んでいます。
- 総資産表示:保有する資産の合計額
- オンランプボタン:Pontaポイントをデジタル資産に換える入口
- Webクイズ:毎週4問正解で暗号資産の山分けに参加できる機能
- Kana Labs / Kiln:アプリ内から直接使えるDeFiサービスへのリンク
画面下部には「トークン」「ウォレット」「DApps」の3つのタブがあります。トークンは保有資産の一覧、ウォレットはアドレスや送受金の管理、DAppsは外部サービスとの接続に使います。
EXPO2025デジタルウォレットからHashPort Walletへの移行手順

「万博で取得したNFTやSBTはどうなるの?」という疑問を持つ方も多いはず。基本的にはアップデートで引き継げますが、移行できないものもあります。移行前に確認しておきましょう。
移行前に確認すること
移行に必要な準備は最小限です。確認しておきたいポイントは以下の3点です。
- EXPO2025デジタルウォレットに登録したメールアドレスを手元に用意する
- アプリを最新バージョンにアップデートする(新規インストール不要)
- 万博連携サービス(ミャクペ!等)は2026年1月13日に完全終了済みであることを理解しておく
既存ユーザーはアップデートするだけで移行が完了するため、手順自体はシンプルです。
EXPOトークン・SBTの引き継ぎ手順
万博で取得したNFTやSBTは、HashPort Walletにそのまま引き継がれています。まずアプリをアップデートしてログインし、「ウォレット」タブでNFT・SBTを確認してみましょう。
SBTはSoulbound Token(ソウルバウンドトークン)の略で、「譲渡できないデジタル証明書」のことです。万博参加の記念や特定の体験の証明として発行されたもので、HashPort Wallet内で引き続き保有できます。
2026年2月には、SBTを活用したオリエントコーポレーションとのロイヤリティプログラムも始まりました。万博SBTが実際のサービスと連携する事例として、今後も広がりが期待されるでしょう。
移行できないものと対処方法
以下の万博限定サービスは2026年1月13日に完全終了しており、HashPort Walletへの移行対象外です。
- 「ミャクペ!」(万博内でのデジタル決済)
- 「ミャクポ!」(万博内でのポイント)
- 「ミャクーン!」(NFTキャラクター関連)
これらは万博会期と紐づいたサービスのため、引き継ぎには対応していません。移行に関して不明な点は公式ヘルプセンターに問い合わせるのが確実です。
HashPort WalletでJPYC・USDC・ステーブルコインを使う方法

JPYCやUSDCを実際に使い始めるには、受け取り・スワップ・送金・出金のそれぞれの流れを把握しておく必要があります。特にネットワーク(チェーン)の選択ミスが最も多いトラブルなので、ここをしっかり押さえておきましょう。
JPYCをHashPort Walletで受け取り・追加する手順
JPYCはJPYC EXで購入し、HashPort Walletのウォレットアドレスに送金して受け取ります。ウォレットアドレスの確認は「ウォレット」タブ→右上3点メニュー→「受け取る」の順に進むと表示されます。
JPYCはPolygonチェーンで発行されています。送金元でネットワークを「Polygon」に設定しないと受け取れないため、ここは必ず確認を。少額でテスト送金してから全額を送付するのが安全なやり方です。
JPYC EXと接続してスワップ・現金化する方法
JPYCを他の通貨に換えたい場合は、アプリ内「DApps」タブからKana Labsにアクセスします。操作の流れは以下のとおりです。
- 「DApps」タブ→「Kana Labs」をタップ
- 交換元(例:JPYC)と交換先(例:USDC)を設定
- 交換数量を入力して「交換する」をタップ
スワップには、ネットワーク手数料・DEX手数料・アグリゲーター手数料の3種類が発生する場合があります。ガスレスが適用される操作ではネットワーク手数料が不要になるでしょう。
USDCなど他ステーブルコインへ交換する手順
Kana Labsはクロスチェーンスワップに対応しています。たとえば「PolygonチェーンのJPYC→BaseチェーンのUSDC」への交換も可能です。2026年に追加されたPanoraはAptosチェーン上のスワップに使います。
異なるチェーン間のスワップは同一チェーン内より処理に時間がかかる場合があります。急ぎの交換の場合は、同一チェーン内での操作を選ぶとよいでしょう。
入金・出金で失敗しないネットワーク確認の方法
ネットワーク選択ミスは「送金した資産が消える」最大のリスクです。HashPort Wallet内のトークン一覧では、ティッカーシンボルの右下に発行チェーンが表示されています。送金前にここを必ず確認しましょう。
送金のルールは「少額テスト送金が成功してから全額送付」の一択です。暗号資産の送金ミスは原則として取り消せません。面倒でも、テスト送金の習慣をつけておくことが大事です。
HashPort WalletのPontaポイント・au PAY連携でできること

2025年12月にスタートしたPontaポイントオンランプとau PAYオフランプは、日常のポイ活と暗号資産を結びつける機能です。KDDIユーザーにとっては特に使い勝手のよいセクションでしょう。
PontaポイントをHashPort Walletで活用する手順
2025年12月1日から「Pontaポイントオンランプ」機能が使えるようになりました。Pontaポイントをデジタル資産(暗号資産・ステーブルコイン)に交換できる機能です。
操作の流れは以下のとおりです。
- ホーム画面のオンランプボタンをタップ
- Pontaアカウントと連携する
- 交換するポイント数を入力して実行する
買い物で貯めたポイントをデジタル資産に転換できるため、ポイントをそのまま失効させていた方にとっては新しい活用方法になりそうです。
au PAYギフトカードへの交換で何が得か
「au PAYオフランプ」機能では、HashPort Wallet内のUSDCまたはcbBTC(ビットコイン連動資産)を使ってau PAYギフトカード(コードタイプ)を購入できます。
デジタル資産を現金に近い形で使える手段として活用できるでしょう。取引所を経由した法定通貨への換金手続きを省き、シームレスに日常の決済に利用できる点がメリットです。
HashPort Walletのキャンペーン情報をお得に活用する方法
HashPort Walletでは定期的にキャンペーンが開催されています。これまでに実施されたキャンペーンの例として以下が挙げられます。
- 「JPYC1億円あげちゃうキャンペーン」(HashPort Walletリニューアル記念)
- 「Ponta/au PAY マネーライト 1億円あげちゃうキャンペーン」(2026年1月)
- 毎週開催のWebクイズ(4問正解で暗号資産山分け)
最新のキャンペーン情報はHashPort公式ニュースまたは公式X(旧Twitter)アカウントで確認してください。執筆時点で開催中のキャンペーンがあれば、公式ページで最新の内容を確かめましょう。
HashPort Walletの手数料・ガス代はいくらかかるか

HashPort Walletの利用料は無料です。ただし、操作の内容によってはガス代やスワップ手数料が発生します。「ガスレスで無料」になるケースと、費用がかかるケースを整理しておきましょう。
基本的な手数料の仕組み
HashPort Walletのアプリ利用料・登録料・月額料金はすべて無料です。資産を保管したり受け取ったりするだけなら、費用は一切かかりません。
費用が発生するのは主に以下の操作です。
| 手数料の種類 | 発生するタイミング | 補足 |
|---|---|---|
| ネットワーク手数料(ガス代) | 送金・スワップ・DeFi操作 | ガスレス対象の場合は無料 |
| DEXスワップ手数料 | スワップ実行時 | DEXによって異なる |
| アグリゲーター手数料 | クロスチェーンスワップ時 | Kana Labs利用時に発生する場合あり |
ガスレス機能で無料になる操作の範囲
ガスレスとは、HashPortがユーザーの月間ガス代の一部を負担する仕組みです(上限あり)。2026年1月28日のアップデートでEIP-7702対応のスマートウォレット機能が強化され、ガスレスが適用される操作が広がりました。
ガスレスが適用される主な操作の例は以下のとおりです。
- HashPort Wallet for Biz導入店舗でのJPYC決済
- HashPort Walletユーザー間の送金
- アプリ内DeFiサービス(Kana Labs・Kiln)の利用
- HashPortが指定する特定の操作
月間の上限を超えた分はガス代がかかります。また、対象外の外部DAppsを使う際は通常のガス代が発生するでしょう。
ガス代が発生するケースと目安金額
ガスレスが適用されない外部DAppsへの送受金や、ガスレス対象外の操作では通常のガス代が発生します。ガス代はブロックチェーンのネットワーク混雑度によってリアルタイムに変動します。
具体的な金額は操作前の画面に見積もりが表示されます。実行前に必ず確認する習慣をつけましょう。PolygonやBaseチェーンはEthereumより手数料が安い傾向があります。
送金手数料を抑えるための実践的なコツ
手数料を抑えるコツは以下の3点です。
- ガスレス対象の操作(ウォレット間送金・Kana Labs・Kiln)を積極的に使う
- ネットワーク混雑が少ない時間帯を選ぶ(特にEthereumは時間帯で差が出る)
- JPYCやUSDCはガス代の安いPolygon・Baseチェーンで保有・送金する
ガス代は小さな積み重ねで差が出てきます。よく使う操作がガスレス対象かどうかを先に確認しておくと、無駄なコストを避けやすいでしょう。
HashPort Walletは安全か?使う前に知るべきリスクと注意点

「暗号資産ウォレットは怖い」と感じる方の多くは、送金ミス・詐欺・パスコード紛失のリスクを心配しています。知っておけば防げることがほとんどなので、使い始める前に確認しておきましょう。
公式アプリの見分け方・偽アプリ・フィッシング詐欺への注意
インストール時は開発者名(App Store:HashPort Inc. / Google Play:HASHPORT INC.)を必ず確認しましょう。アプリ名「HashPort Wallet」のスペルが微妙に違う偽アプリも存在する可能性があります。
SNSやDM経由で届いた「HashPort WalletのURL」は絶対にタップしないことが大事です。フィッシング詐欺(偽サイトへの誘導)で資産を盗まれるケースは国内外で多発しています。
インストールは必ず公式サイト(wallet.hashport.com)のリンクからApp StoreまたはGoogle Playへ進みましょう。
送金前に必ず確認すべきチェックリスト
送金前は以下のチェックを習慣にしましょう。暗号資産の送金ミスは原則として取り消せません。
- ウォレットアドレスをコピーペーストした後、先頭・末尾数文字を再確認した
- 送金先と同じネットワーク(チェーン)を選択している
- まず少額でテスト送金が成功した
- 送金後にブロックチェーン上でトランザクションを確認した
特にネットワーク選択ミスは「送ったのに届かない」「資産が消えた」という状態につながります。チェーン確認は毎回行う癖をつけておきましょう。
パスコード・リカバリー情報の正しい管理方法
HashPort Walletはノンカストディアル型です。パスコードやリカバリー情報を紛失すると、アクセスできなくなる可能性があります。パスコードは他人に教えず、スクリーンショットでの保存も避けましょう。
パスワードマネージャーへの登録か、紙へのメモをアナログに保管するかのいずれかをおすすめします。パスコードを忘れた場合の対処は公式ヘルプセンターで最新手順を確認してください。
外部DApps接続時にやってはいけない操作
WalletConnectで外部DAppsに接続する際は、接続先のURLが公式のものであることを必ず確認しましょう。「Approve(承認)」や「Connect(接続)」のポップアップが出たら、接続先を必ず確認してから実行します。
やってはいけない操作をまとめます。
- 知らないURLやSNS経由で見つけたDAppsへの接続
- 「今すぐ承認しないと資産が消える」という焦らせる文言への反応
- 秘密鍵やシードフレーズを求めるサービスへの入力
- インストールしたばかりのDAppsへの大量資産の接続
HashPort提供のKana LabsとKilnは安全ですが、それ以外は自己責任が原則です。不安なら接続しない、が基本的な姿勢といえるでしょう。
HashPort WalletとMetaMask・取引所アプリとの違いを比較

「MetaMaskでよいのでは?」「取引所アプリと何が違うの?」という疑問は多くのユーザーが持っています。優劣ではなく「どんな目的に向いているか」で使い分けるのが現実的です。
HashPort WalletとMetaMaskの機能・使いやすさを比較した表
| 比較項目 | HashPort Wallet | MetaMask |
|---|---|---|
| 日本語対応 | ◎ 完全対応 | △ 英語主体 |
| 初心者向けUI | ◎ ガスレスで入りやすい | △ 設定項目が多め |
| ガスレス機能 | ◎ EIP-7702対応 | × 基本なし |
| Pontaポイント連携 | ◎ 対応 | × 非対応 |
| au PAYギフトカード交換 | ◎ 対応 | × 非対応 |
| レンディング(Kiln) | ◎ 対応 | △ 外部接続で可能 |
| 対応チェーン数 | 7チェーン(主要) | 多数(カスタム追加可) |
| 海外DeFiとの互換性 | △ 主要サービスに対応 | ◎ 業界標準 |
| 運営会社 | 日本(株式会社HashPort) | 米国(ConsenSys) |
JPYCやPontaを日常的に使いたい方にはHashPort Wallet、海外のDeFiを幅広く試したい方にはMetaMaskが向いているといえるでしょう。両方インストールして使い分けるのも現実的な方法です。
取引所アプリとHashPort Walletはどう使い分けるか
取引所アプリ(コインチェック・bitFlyer等)はカストディアル型で、取引所が資産を預かります。日本円での入出金・暗号資産の売買に向いています。一方、HashPort Walletはノンカストディアル型で、自分で資産を管理しながらDeFi・決済・スワップなどを使う場面に向いています。
「取引所アプリでBTCを買う→HashPort Walletでステーブルコインに換えて決済に使う」という組み合わせが一般的な使い方になるでしょう。
SBI VCトレードとの関係と使い分け
「HashPort Wallet SBI」と検索するユーザーが多いですが、HashPort WalletとSBI VCトレードは現時点で直接の提携関係にありません。また、SBIが提供する「SBI Web3ウォレット」とHashPort Walletは別のサービスです。
SBIユーザーがHashPort Walletに辿り着くケースが多い一方、両サービスは独立して運営されています。どちらかを選ぶ際は、JPYCやPontaを使うかどうかという軸で判断するとよいでしょう。
HashPort Walletの評判・口コミ

実際に使っているユーザーの声は、アプリの使いやすさを判断するうえで参考になります。良い評判・気になる評判の両面から整理しました。
App Store・Google Playの利用者レビュー傾向
App StoreやGoogle Playのレビューを見ると、万博時代からの継続ユーザーと、新規でJPYCやPontaを目的に始めたユーザーの2層が混在しています。評価は「慣れれば使いやすい」という声が目立つ一方、万博サービス終了後の変化に戸惑う声も見られます。
App Storeでのレビューは執筆時点で変動があるため、最新の評価はApp Storeのページで直接確認することをおすすめします。
良い評判:初心者でも使いやすいと感じる理由
良い評判として多く挙がるポイントは以下のとおりです。
- ガスレス機能のおかげで「ガス代がわからなくても使い始められた」
- 「万博で使ったアプリがそのままリニューアルされたので安心感があった」
- 「日本語で使える国内企業運営のウォレットが他になかった」
- 「PontaポイントをそのままデジタルアセットにできるのがKDDIユーザーにはうれしい」
特にガスレス機能と日本語UIの組み合わせは、他のウォレットには少ない特徴です。
気になる評判:改善を求める声と公式の対応
改善を求める声として多いのは以下の点です。
- 「万博終了後に使えるサービスが変わり、最初は何ができるかわかりにくかった」
- 「パビリオン検定やクイズなどの不具合が報告された時期があった」
- 「対応チェーンや通貨が増えているため、慣れるまで画面が複雑に感じる」
HashPortは公式X(旧Twitter)やヘルプセンターで継続的にアップデート情報を発信し、不具合への対応も続けています。リニューアルから間もないアプリという点を踏まえると、今後の改善に期待できるでしょう。
HashPort Walletのよくある質問

HashPort Walletを使い始める前や使っている途中に出やすい疑問をまとめました。詳しい手順が必要な場合は各セクションや公式ヘルプセンターを参照してください。
- Qログインできないときはどうすればいいですか?
- A
まずアプリを最新バージョンにアップデートし、スマホを再起動してから再度試してください。メールアドレスとパスコードが正しいかも確認しましょう。それでも解決しない場合は、公式ヘルプセンターに問い合わせることをおすすめします。
- Qパスコードを忘れた場合はどう対処すればいいですか?
- A
HashPort Walletはノンカストディアル型のため、パスコードを忘れると再設定の手続きが必要になる場合があります。具体的な手順はアプリのバージョンによって変わるため、公式ヘルプセンターの最新情報を確認してください。
- QPCからHashPort Walletは利用できますか?
- A
現時点ではスマホアプリ(iOS・Android)のみの提供で、PC専用アプリやWebブラウザからの直接利用には対応していません。ただし、WalletConnectを使えばPC上のDeFiサービスとスマホのHashPort Walletを接続して使うことは可能です。
- QHashPort Walletの利用で確定申告は必要ですか?
- A
暗号資産の売却・スワップ・決済などで利益が発生した場合、原則として確定申告が必要です。JPYCなどのステーブルコインも取引によって損益が発生する場合があります。詳細は税理士または国税庁の暗号資産に関するガイドラインを参照してください。
HashPort Walletのまとめ
HashPort Walletは、大阪・関西万博のデジタルウォレットを引き継いだWeb3ウォレットアプリです。JPYCやUSDCのステーブルコイン管理・決済・スワップ、Pontaポイントとau PAYの連携、NFT・SBTの引き継ぎ、Kilnを使ったレンディングまで、1つのアプリで幅広く使えます。
初心者がつまずきやすいガス代については、EIP-7702対応のガスレス機能で一部負担が軽減されています。日本語対応・日本企業運営という点も、国内ユーザーにとって安心材料になるでしょう。
一方で、ノンカストディアル型ウォレットは自己責任の領域が広いです。送金ミスやフィッシング詐欺のリスクは常にあるため、公式アプリの確認、少額テスト送金の習慣、パスコード管理を徹底することが安全な利用への近道です。
まずは公式サイトから正規のアプリをダウンロードして、登録だけでも試してみてください。JPYCやPontaを実際に動かす前に、画面の見方や基本操作に慣れておくと、その後の使い方がずっとスムーズになります。
▶ App StoreでHashPort Walletをダウンロード
▶ Google PlayでHashPort Walletをダウンロード

